皆さん、こんにちは。
見習いです。
過去記事でブルードラゴンについて記事を書いたのが2年前…
この時購入したブルードラゴンからは3匹しか仔をとれず、その3匹も時が経って寿命で亡くなり…。
今は我が家の水草水槽の中でメタルピンク(ゴールデンフラメンコダンサー)の中にその子孫らが混じりながらコブラだったり、タキシードだったりプラチナだったりドラゴンの遺伝が分離した状況で群泳しております。
このままずーっと放置繁殖をしていくとせっかく気に入っているメタルピンクの表現が失われていきますしこれ以上雑種化が進む前にしっかりと遺伝構成を考えた系統維持をさせたいと感じました。
目次
散らばったドラゴンの遺伝構成を集めて交配をすすめる
水草水槽の中で200匹近くいるメタルピンク×ドラゴンの子孫たちからドラゴンに関係する遺伝因子だけを選別し、交配を行っていくことで意図的に先祖返りさせる方法をとります。
…が
数世代先まで長いので…
手っ取り早くドラゴングッピー買ってしまいました
購入したのはパープルドラゴンリボングッピーのトリオです。
このオスはノーマルのオスで、他にリボンオスとリボンメスが居ります。
家にあった10年以上前のハンディカムで動画撮影して1コマ画像にしたのですが、もっと綺麗に撮影できるように工夫しないといけませんね(汗)。
綺麗にコブラ模様は割れており、その下地のタキシード、ドラゴンらしい尾びれ、長い背びれ、黒い胸鰭がとても美しくかっこいい表現をしております。
私は幼少の頃、1990年代のグッピーブーム時代(フルレッドやギャラクシーが1ペア3万~5万とかしていた時代)に少しグッピーをかじっていたので、ある程度の品種や遺伝については知っているつもりだったのですが「パープル」は実際に見たことが無く
「ブルー(rr)やアイボリーの青を紫に変えるもの」
という聞いた情報しか持ち合わせておらず、このパープルドラゴンについてはどうなのか購入先に問い合わせてみました。
しかし、海外からの個体のためまだ遺伝構成についてはしっかり分かっていない、ただ同腹にはブルー、レッド、ブラオ、パープルが出ていると教えて頂けましたのでブルー因子が関わっているのだと推測できますね。
さらに言うと、このパープルドラゴン、青くしか見えず我が家にブルー表現の個体がいないので見比べて紫か青か、違いを見るということができないのが悩みもの。
グッピーは昔からずーっと飼育は続けているというものの系統維持という感じではなく長年メタルピンクの放置繁殖しているだけでしたのでブルーについては私は全然見慣れていないのです(汗)。
リボンオスとノーマルオスを見比べてみる
リボンオスは確かにパープルに見えます。
ノーマルオスは青みが強いのとコブラ柄がキラキラと輝き、明るさを際立てているためより青みを強く感じます。
ブルー表現には濃いブルーや薄めのブルー、グリーンに近い表現もあったと記憶しており、これもそのブルー表現の範囲内の表現なのかもしれません。
メスも観てみよう
メスもリボンなので背びれ、腹びれが伸びております。
尾びれは柄々のレース!
といった感じですね。
黒のレース柄に黄色の表現でブルー部分が無いのですが背びれ、腹びれには紫のような色みがあります。
これは確かに昔飼っていたブルーグラスのような青みではなく紫だと感じますね。
何にせよ仔をとってみなければ分からない
「タイ産のドラゴン」ってプラチナショッカー表現+ブルーだと思っているのですが、最近はブルーではない赤いものを「レッドドラゴン」というインボイスでオークションで売られたり(プラチナショッカーでは?と思う)、アイボリーのブルードラゴンも出品されていたりしておりますね。
とりあえずタイではタキシードにコブラ模様が乗ったボディに黒い細かいレースの尾を持つものをまとめて「ドラゴン」と言って売っている感じを受けます。
話を少し戻して私の「ドラゴン」に対する認識はブルーのプラチナショッカーなのですが、今回のこのパープルドラゴンにはプラチナ表現が見られない気がします。
無ければ無いで、上で述べた過去に飼育したブルードラゴンの子孫らにプラチナ表現のある個体がいる(現状だとプラチナレッドテールに分離している)のでそこからプラチナを持ってこようと思っております。
そしてそもそもプラチナショッカーの話ですが、赤の表現のためにレッドテールが使われていたと認識しており、2年前に導入したブルードラゴンからも現状のプラチナレッドテールに分離しているのだと感じておりますが、今回のパープルドラゴンにもレッドテールは入っているのか気になりますね。
また、レッドテールとコブラ模様は相性が良くなかったとも覚えがあるのですが、尾筒にしっかりコブラが模様が乗っているし昔の知識ではまったく追いつかない表現をしている魅力的なグッピーです。
いろいろな遺伝因子がヘテロでこの表現となっていると推測できますので、たぶんこのペアでの仔(F1)も複数の表現をした個体が出てくるでしょう。
沢山の仔を得てそこからどうやって系統維持していくかを考えないといけない品種だと思っております。
まずは仔をとらねば始まりませんね。
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