先日、インペの本格的繁殖に挑戦するための親選びを行いました。
選び出した親個体はオス4匹とメス4匹(確定2、暫定2匹)の8匹。
その後10日間様子を伺ってみたのですが…
残念ながらまだペアリングは成功しておりません…。
まぁそんな簡単に上手くいくわけはないと思っておりますのでもっと様子を見ていきたいですね。
目次
メスの繁殖スイッチ
ペアリング自体は成功しませんでしたが「そう悪くはない状況」を確認できたのでまずは良しとしております。
その悪くはない状況というのがこちら!
照明を使っていないので暗くてすみません。
赤丸を見て頂きたいのですが、シェルターに陣取るオスへメスが猛烈アタックしている様子です。
凄いメスの猛攻にも負けずに身体を横にしてフルガードを決めるオスのなんと頑固なこと…(汗)。
繁殖水槽立ち上げ前は1年以上このような光景を見ませんでしたからとても嬉しいです!
ちなみに10日間、20時~22時の2時間ほど毎日定点カメラで撮影して観察したところ、このようなメスのオスへのアタックは数多くありました。
全然動きの無い日もありましたが、10日間中2日ぐらいでしたし撮影時間が1日2時間程度でしたから、撮影時以外でアタックしていたのかもしれません。
ほぼほぼ毎日アタックしていたのではないでしょうか。
メスのアタックを頑なに防ぐオス
そして観察して思ったことはオスを減らして様子を見てみたくなりました。
アタックしているメスは撮影中、ほとんど1匹のオスをターゲットしていてアタックをしていました。
あまりのメスの積極的なアタックに耐えかねたのか一度シェルターから飛び出し、空いていたシェルターに逃げ込むオスもおりましたがメスは他のシェルターに目もくれずその逃げたオスシェルターに再びアタックを開始したこともあったのです。
また、シェルターをオスの数より多めに入れていたのでオスが色々なシェルターに移動していたというのもあるのですがアタックするメスが観察するごとに別のシェルターにアタックしていたのも気になりました。
狙ってるオス(モテるオス)がシェルターを移動したからなのか、別のオスにアタックをしかけたのかは暗いのとシェルターからオスが出てこないためオスの特徴を捉えられないため判別できないのですが、もし別のオスにアタックしているとなると最初に狙われたオスはその日アタックされずにいるのではないかと。
これは仮説でしかありませんが、1匹のオスがメスからの猛アタックに耐えかねてペアリングするという事もあるのではないかとも思うのです。
それだったらメスのアタックが複数のオスに分散されず、休む間もなく特定のオスにアタックが集中することで実証可能ではないのかなと考えております。
このため、オス4、メス4匹の繁殖水槽でしたが一旦オス1、メス4匹にして観察してみようかなと思います。
また観察してみた結果を記事にしますね。
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